シドニー日本人会通常会員総会開催

2011/12年度のシドニー日本人会通常会員総会が、7月29日(金)開催されました。

通常総会では、2010/11年度事業報告、2010/11年度収支報告、会則改正の議案が提出・審議され、いずれも満場一致で提案通り採択されました。

また、2011/12年度の新役員の発表があり、シドニー日本人会の新会長に八尾三郎氏(三菱東京UFJ銀行)が就任されました。

日本人会会長就任ご挨拶

このたび2011/2012年度のシドニー日本人会会長を務めさせていただくことになりました八尾でございます。1957年の設立以来半世紀を超える伝統ある日本人会の会長に就任することは大変光栄であると同時に、重い責任を感じております。これからの1年間、日本人会の発展に貢献できますよう努めて参りますので、会員の皆様には何卒宜しくお願い致します。

本年はクイーンズランド州の大洪水/ハリケーン、日本の大震災と、日豪両国とも大きな自然災害に見舞われました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

クイーンズランドの災害時には募金活動のお手伝いをし、また日本の地震の際にも募金活動を行いましたが、豪州の方々から多くの義捐金や暖かい言葉を頂き、豪州と日本が非常に重要なパートナーであることを改めて認識する機会にもなりました。

緊密な日豪関係を反映し、当地在留邦人数は世界でも有数の規模となっております。一方で当地の日本企業の派遣駐在員、ご家族の減少傾向は続いており、日本人会の会員数が増加していく状況にはございません。

日本人会の財政状況については、会員の皆様のご協力により現在のところ安定しておりますが、先ごろ契約期間終了に伴う事務所移転を完了する等、引き続き経費の効率的な運用に努め、さらなる安定化を図って参りたいと考えております。

このような現状ではございますが、日本人会の組織・機能・活動について、長期的なあり方を検討し、会員の皆様のご意見、ご要望を拝聴しながら、会員の皆様にとってより身近で有益な日本人会を目指してまいりたいと考えております。会員の皆様におかれましては、引き続き日本人会へのご理解、ご支援をお願い申し上げます。

シドニー日本人会会長 八尾三郎

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