2024年10月例会(ワインメーカーが語る第2弾) 実施報告

 

日時: 10月29日 火曜日
場所: The Castlereagh by Fassnidge
参加人数: 39名

10月29日に、ハンターバレーのワイナリー:Keith TullochからセラーマネージャーのCameronを招いてKeith Tullochのハンターバレーでのワイン作りや特徴などを学ぶ会が行われました。

39名の方にご参加いただきました。初参加の方は6名、そして2019年よりご参加いただいていた今井さんは、今回の参加を最後に日本に帰任されることになりました。

ハンターバレーのKeith Tullochは、今年7月に当クラブの日帰りツアーで行ったワイナリーの一つです。

Keith Tullochは、家族経営のワイナリーです。現在、4代目がワイナリーを経営しています。1838年にスコットランドからオーストラリアにやってきた初代のTullochファミリーは、General store (小さなスーパーマーケット)を営んでいましたが、借金の払えない客からPokolbinの土地を借金のかたに受け取りました。ここからワイナリー経営が始まったそうです。

参加した方から、「なぜ、Keith Tullochは赤ではShirazしか作っていないのか?」という質問には、「Shirazが土地に一番適した品種なので、色々な物を作らず、Shirazを極めることにした。」ということでした。このような努力が有名なハンターのセミヨン、シラーを産んだのでしょう。

今回、試飲したワインは、
Pinot Gris
2 Semillons, young 2024 and aged, 2017.
2 premium Shiraz.
The 2022 Kester Shiraz, named in James Halliday’s top 100 wines.
The 2021 Field of Mars Shiraz, both wines are 96pts from James Halliday.

7歳の差のあるセミヨンの飲み比べでは、7歳のセミヨンのまろやかさに驚かされました。今年のセミヨンは、若々しい酸味が広がるワインでした。Shirazも芳醇な香りが漂い、James Hallidayが高得点をつけたものであるという風格を感じました。

ご参加された皆様、Keith Tullochのワインに感銘を受けていらっしゃいました。
Keith TullochのCameron氏は機会があれば、またぜひ、当クラブの定例会に参加したいとのことでした。

次回の定例会は12月15日(日)です。ビンゴ大会、ベスト・ドレッサー賞など、楽しい企画がある忘年会です。美味しいワインにお食事、楽しい会話で一年を締めくくりましょう!
当クラブでは、広く会員を募集しておりますので、ご興味のある方は
事務局 (jssiwtc@gmail.com)まで、お問い合わせ下さい。