2024年2月例会(同緯度ワインの飲み比べ) 実施報告
日時: | 2月11日 火曜日 |
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場所: | 居酒屋達磨 |
参加人数: | 32名 |
2月11日に、同緯度ワインの飲み比べをヘイマーケットにある居酒屋達磨で行われました。32名の方々が参加。そのうち初参加は3名。トライアル参加は2名いらっしゃいました。そしてご参加者のうち3名の方が3月でご帰任されるということで、それぞれの方にご挨拶をいただきました。
さて、この定例会のテーマの同緯度ワインについてです。
ワインは、ワインベルトと呼ばれる北緯30~50°、南緯30~50°の、ぶどう栽培およびワイン醸造に適した生産されています。 さらに、このワインベルトの中で、年間平均気温10~20℃で、ぶどうの花の開花から収穫までの時期の日照時間が年間1250~1500時間、年間降雨量500~800mmという条件がついている場所がワインの生産に最適とされています。
今回はオーストラリア南緯34〜35度に注目してみました。西オーストラリア州ではマーガレットリバーよりも更に南。DenmarkやAlbany,Mount Barker付近がGreat Southernと呼ばれているワイン産地。一方、南オーストラリア州ではアデレード近辺のAdelaide Hillsやバロッサに近いEden Valley、そしてACTではCanberraに近いところがワイン産地になっています。因みにパースは南緯32度、シドニーは南緯33度付近です。
その中で今回は白はリースリングやシャルドネの飲み比べ、赤ではピノノワールやシラーズがどう違うのか?飲みながら検証をしました。残念ながら南オーストラリアのアデレードヒルズのリースリングを探したのですが温暖化の影響か?リースリングに合わない?産地となって来たのか?見つけることが出来ませんでしたので代わりにイーデンバレーのものを試しました。
ワインのセレクションと説明は、お馴染みの西山マイクさん。
飲み比べに使ったワインは下記になります。
1) d’Arenberg Pollyanna Polly Sparkling NV (Adelaide Hills, SA)
2) Mount Trio Riesling 2023 (Porongurup, WA)
3) Heggies Estate Riesling 2023 (Eden Valley, SA)
4) Mount Majura Riesling 2019 (Canberra, ACT)
5) Singlefile Chardonnay 2024 (Great Southern, WA)
6) Penfolds Max’s Chardonnay 2023 (Adelaide Hills, SA)
7) Pankhurst Chardonnay 2022 (Canberra, ACT)
8) Harewood Flux-V Pinot Noir 2022 (Great Southern, WA)
9) Riposte Epee Pinot Noir 2023 (Adelaide Hills, SA)
10) Lerida Estate Pinot Noir 2023 (Canberra, ACT)
11) La Violetta Syrah Soul 2020 (Great Southern, WA)
12) Mr. Riggs Piebald 2022 (Adelaide Hills, SA)
13) Clonakilla Hilltops Shiraz 2023 (Canberra, ACT)
説明を聞きながら、試飲をする皆様の様子。
今回はブラインドテイスティングはなかったので、ジャンケン大会で勝ち抜いたお二人に景品のワインをプレゼントしました。ジャンケン勝者の久米さんと中山さん。
居酒屋達磨さんには、スペシャルメニューを組んでいただきました。全部の写真を撮ることを忘れてしまうほど、美味しかったです。
次回は、3月の日帰りワイナリー視察旅行です。行き先は、サザンハイランズ。シドニーから車で1時間半ほどのところにあるワインの産地のワイナリーを4軒巡る予定です。
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